2005年 06月 21日
組織作り |
結構、組織を創る、ということには強い関心を持っている。最近になってそのことにまた非常に関心を強めているのだけど、それはひとえにJim Colinsの『Built to Last(邦題:ビジョナリーカンパニー)』の影響が強い。なぜか大学のゼミも『組織と企業戦略』とか言うものを無意識的に選択していた(選択は正解だったが、行為は不正解だった。というか大学時代、何もしなかった)。
というわけで、組織を創るということに関心が強かったことも、現在のポジションを積極的に選んだ一つの理由といえる。つまり、立ち上げたばかりの会社をある程度の自由度をもって造りこんでいく、というプロセス。言い換えると、どんな人材を、どんなポジションに配置して、如何に組織の目的を達成するか、ということを実践できる場所を得たわけ。 で、実践中なんだけど、これが難しい。理由は、まず単純に人材の獲得が香港というマーケットにおいてはきわめて難しい。というのも最近、Rentのみならず賃金水準も高騰している。ケチケチ会社の弊社ではそんな高給は、払えない。従って、光るものを持っていると思われる人材を採るためには、若干のうさんくっさあ、傷物であることを覚悟せざるを得ない。で、早速、新たな基幹要員を獲得する必要がある、という機会に直面した(残念ながら、その他、現Staffの多くは立ち上げの本当に最初の段階で、既に採用済みだった。)。
まず、人材情報の獲得方法で一ひねり。所謂、人材紹介会社の起用と平行して、自前で広告を出してみた。というのも、如何せん、人材紹介会社を経由することが正しい情報をMarketに直接訴える方法に有効とは思えない部分があったためだ。つまり、人材紹介会社がわがケチケチ会社の本質を理解し、これを上手にCandidateに説明し、Matchingを十分にこなすことができるか?という部分に大いなる?があったのだ。これは過去の経験及び既採用済み従業員から十分に推察することができる。というわけで、JobsDb(http://www.jobsdb.com/default.htm?49590)という香港の転職活動家達が必ず見ているというサイトに申し込み、目一杯魅力的チックに文面を整え、その一方でより正確にわがケチケチ会社のポジショニング、ならびに、求める人材像を伝えられるように頭を捻った。ここは捻りどころと思った。所詮、2桁に満たない従業員でまわすことが求められる企業において、1名の従業員が組織に与えるインパクトは計り知れない。間違った選択を行えば、組織はあっという間に崩壊しかねない。言葉だけではない、本当にいつ何時組織が簡単に崩壊していくか、何しろ香港の人間は、あっさりと会社を去る。転職市場が日本とは根本的に異なるのだ。
というわけで、JobsDB.反響はよかった。そこで、気になる人間をピック、面談を繰り返し、これはという人材にめぐり合うことができた。派遣会社からの紹介人材は、予想通り、こちらが全く期待していないスペックの人材でも兎に角紹介してくる、という日々で、さらにはJobsDbにわがケチケチ会社のこととしか思えない情報が流れているのをみ、要するに彼らの仕事は応募されてくるCandidateのResumeのScreenだけなんだとしるや、ますます起用をHesitateすることになった。というわけで、是が非でも独自調達、をモットーにやったところ、一人がヒットしたのである。USCPA,MBA(Top schoolではない)と申し分ないキャリア。事業経験まであると来たところが、兎に角私の心を惹いた。なぜなら、応募職種はむしろ会計士。すると応募してくる多くの人間のキャラクターは若干、受身になりがちなタイプが多かった。その中で、やはり彼女は光っていた。というわけで、彼女の希望Salaryにははるか届かないものの、わがケチケチ会社の将来性、本当の意味でのInternational experience等々を武器に口説きまくった。結果、彼女も将来性を買って、参加してくれる、という結論に至った。
ここまでは、相当順調、これで会社の重要な機能を果たす人材が確保できた、後は如何に配分、効率的に仕事を行っていくか、共にBrush upしていこう、なんて考えていた。。
というわけで、組織を創るということに関心が強かったことも、現在のポジションを積極的に選んだ一つの理由といえる。つまり、立ち上げたばかりの会社をある程度の自由度をもって造りこんでいく、というプロセス。言い換えると、どんな人材を、どんなポジションに配置して、如何に組織の目的を達成するか、ということを実践できる場所を得たわけ。 で、実践中なんだけど、これが難しい。理由は、まず単純に人材の獲得が香港というマーケットにおいてはきわめて難しい。というのも最近、Rentのみならず賃金水準も高騰している。ケチケチ会社の弊社ではそんな高給は、払えない。従って、光るものを持っていると思われる人材を採るためには、若干のうさんくっさあ、傷物であることを覚悟せざるを得ない。で、早速、新たな基幹要員を獲得する必要がある、という機会に直面した(残念ながら、その他、現Staffの多くは立ち上げの本当に最初の段階で、既に採用済みだった。)。
まず、人材情報の獲得方法で一ひねり。所謂、人材紹介会社の起用と平行して、自前で広告を出してみた。というのも、如何せん、人材紹介会社を経由することが正しい情報をMarketに直接訴える方法に有効とは思えない部分があったためだ。つまり、人材紹介会社がわがケチケチ会社の本質を理解し、これを上手にCandidateに説明し、Matchingを十分にこなすことができるか?という部分に大いなる?があったのだ。これは過去の経験及び既採用済み従業員から十分に推察することができる。というわけで、JobsDb(http://www.jobsdb.com/default.htm?49590)という香港の転職活動家達が必ず見ているというサイトに申し込み、目一杯魅力的チックに文面を整え、その一方でより正確にわがケチケチ会社のポジショニング、ならびに、求める人材像を伝えられるように頭を捻った。ここは捻りどころと思った。所詮、2桁に満たない従業員でまわすことが求められる企業において、1名の従業員が組織に与えるインパクトは計り知れない。間違った選択を行えば、組織はあっという間に崩壊しかねない。言葉だけではない、本当にいつ何時組織が簡単に崩壊していくか、何しろ香港の人間は、あっさりと会社を去る。転職市場が日本とは根本的に異なるのだ。
というわけで、JobsDB.反響はよかった。そこで、気になる人間をピック、面談を繰り返し、これはという人材にめぐり合うことができた。派遣会社からの紹介人材は、予想通り、こちらが全く期待していないスペックの人材でも兎に角紹介してくる、という日々で、さらにはJobsDbにわがケチケチ会社のこととしか思えない情報が流れているのをみ、要するに彼らの仕事は応募されてくるCandidateのResumeのScreenだけなんだとしるや、ますます起用をHesitateすることになった。というわけで、是が非でも独自調達、をモットーにやったところ、一人がヒットしたのである。USCPA,MBA(Top schoolではない)と申し分ないキャリア。事業経験まであると来たところが、兎に角私の心を惹いた。なぜなら、応募職種はむしろ会計士。すると応募してくる多くの人間のキャラクターは若干、受身になりがちなタイプが多かった。その中で、やはり彼女は光っていた。というわけで、彼女の希望Salaryにははるか届かないものの、わがケチケチ会社の将来性、本当の意味でのInternational experience等々を武器に口説きまくった。結果、彼女も将来性を買って、参加してくれる、という結論に至った。
ここまでは、相当順調、これで会社の重要な機能を果たす人材が確保できた、後は如何に配分、効率的に仕事を行っていくか、共にBrush upしていこう、なんて考えていた。。
by Tomoya_Yasuda
| 2005-06-21 04:18
| 経営すること